レビュー
SSD/HDDの“S.M.A.R.T.”情報を取得して表示する「DiskSmartView」
ディスクドライブに重大な問題がないかどうかをチェックするといった用途に
(2015/4/27 06:00)
「DiskSmartView」は、PCに接続されているSSD/HDDの“S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)”情報を取得して表示するツール。Windows 2000から7までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、システムに接続されているIDE/SATAディスクから自己診断機能“S.M.A.R.T.”で得られた情報を読み取り、一覧表示することが可能。ディスクドライブに重大な問題がないかどうかをチェックするといった用途に役立つ。
得られた情報は“General Information(一般情報)”と“Attributes(属性)”という2つのセクションに分けて表示される。“General Information”セクションでは、ディスクのモデル名、ファームウェアのバージョン、シリアルナンバー、シリンダーやヘッドの数といった、主にディスクドライブのスペックに関わる情報をチェックすることが可能。
“Attributes”セクションでは、稼働時間(POH)、内部温度、ディスクエラー率などの情報を得ることができる。システムに複数のディスクドライブが接続されている場合は、それぞれの“General Information”と“Attributes”が順に表示されるようだ。
そのほかにも、本ソフトはすべての情報または選択した情報をHTML形式のレポートとして出力する機能や、他のツールと組み合わせて利用するのに便利なコマンドラインインターフェイスなどを備える。インストールを必要としないポータブルアプリになっているので、USBメモリなどに入れて持ち運んでも役に立つだろう。
ソフトウェア情報
- 「DiskSmartView」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000から7まで(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.10(15/04/20)