レビュー
Windows 10で問題の生じた更新プログラムを一時的に“Windows Update”から消すツール
あくまでもトラブルを一時的に回避する手段であり、推奨された方法でないので注意
(2015/8/27 16:45)
「Show or hide updates」は、Windows 10でなんらかの問題が発生した更新プログラムを“Windows Update”で一時的に非表示にし、自動的にインストールされないようにするMicrosoft公式ツール。同社のダウンロードセンターから無償でダウンロードできる。
Windows 10は従来のWindowsとは異なり、更新プログラムのインストールを拒否するオプションが提供されない。これは最新の更新プログラムやドライバーを自動で導入することにより、利用しているPCを最新の状態に保ち、高いセキュリティとパフォーマンスを維持するためだ。
しかし、なかにはアプリケーションとの互換性問題を引き起こしてしまう更新プログラムがないわけではない。「Show or hide updates」は、そんな更新プログラムのインストールを一時的に抑止するためのツールだ。
利用するには、まず同社のサポートページから本ソフトをダウンロードし、実行する。本ソフトはウィザード形式になっているので、案内に従って画面を進めていこう。すると[Hide updates]と[Show hidden updates]という2つの選択肢が現れるので、[Hide updates]ボタンを選択する。しばらく待つと更新プログラムの一覧が表示されるので、目的の更新プログラムのチェックをONにし[次へ]ボタンを押せば、当該更新プログラムを一時的に“Windows Update”の対象から外すことができる。
ただし、こうして更新プログラムを一時的に除外する行為は推奨されていないので注意。あくまでもトラブルを一時的に回避する手段として提供されており、不具合が解消されたら再び更新プログラムを元の状態へ戻すのを忘れないようにしたい。更新プログラムを再び“Windows Update”の対象とするには、[Hide updates]と[Show hidden updates]のうち[Show hidden updates]ボタンの方を選び、同様の手順を踏めばよい。
ソフトウェア情報
- 「Show or hide updates」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(15/07/28)