レビュー

権限や優先度など、さまざまな条件を指定してプログラムを実行できる「AdvancedRun」

追加条件はファイルとして保存して再利用。コマンドラインでも利用可能

「AdvancedRun」v1.00

 「AdvancedRun」は、さまざまなオプションを指定してプログラムを実行できるツール。64bit版を含むWindows XPからWindows 10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトは、指定したプログラムを実行する際に、さまざまな追加条件を指定することが可能。言うなれば“ファイル名を指定して実行”の強化版のようなものだ。

 「AdvancedRun」で指定できる追加条件は、プログラムの実行優先度の高低、作業フォルダー、メインウィンドウの状態(最大化・最小化)・位置・サイズ、実行するユーザー、互換性モード、環境変数など。これらの設定のなかには実行ファイルやショートカットファイルのプロパティ画面から行えるものもあるが、一つの画面で手軽に設定できるのは便利だろう。

 本ソフトを活用すれば、プログラムに通常より高い権限を与えて本来ならばアクセスできないリソース(ファイルやレジストリなど)を編集したり、逆に低い権限でプログラムを起動し、重要なリソースへのアクセスを制限して安全性を高めるといったことが可能。また、システムの環境変数を編集することなく、指定した環境変数を利用してプログラムを起動したり、古いプログラムを互換性モードで起動するといったことも行える。

 さらに、これらの追加条件は設定ファイルとして保存することが可能。2回目以降は設定ファイルを読み込めば、追加条件を指定しなおす必要はない。また、本ソフトはコマンドラインでも利用できるので、保存した設定ファイルを利用してプログラムを起動するバッチファイルを書いておけばGUIを起動することなく指定条件でプログラムを実行することができる。

ソフトウェア情報

「AdvancedRun」
【著作権者】
Nir Sofer 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XPから10まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.00(15/10/06)

(樽井 秀人)