レビュー
すべてのウィンドウを列挙して親子関係をツリースタイルで表示「WinExplorer」
キャプション・サイズ・位置などの情報も取得可能。一部項目は編集することもできる
(2015/11/26 16:57)
「WinExplorer」は、システムで開かれているすべてのウィンドウを列挙して親子関係をツリースタイルで表示するツール。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、システムで開かれているウィンドウを調査するためのツール。すべてのウィンドウをリストアップし、その親子関係を画面上のツリービューで階層表示することができる。リストアップされる“ウィンドウ”には、タイトルバーや枠をもつ“トップレベルウィンドウ”だけでなく、その中に配置されるボタンやテキストボックスなどの“子ウィンドウ”も含まれる。
さらに、ツリービューで選択したウィンドウの情報を、画面下部のプロパティ画面で閲覧することが可能。たとえば、ハンドル・クラス名・キャプション・サイズ・位置などの情報を取得することができる。一部の項目は編集して、リアルタイムで反映させることも可能。とくに[Size & Position]タブにある“Z Order”欄にあるボタンは便利で、選択したウィンドウを最前面に表示したり、奥へ追いやったり、常に最前面へ表示したりすることができる。
なお、本ソフトはインストール不要で利用できるポータブルアプリとなっている。また、ソースコードも公開されており、自由に改変することが可能。
ソフトウェア情報
- 「WinExplorer」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- Windows 95/98/Me/NT/2000/XP(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.30