レビュー
Windows 10で仮想デスクトップの番号をタスクトレイに表示「VirtualDesktopManager」
最初のデスクトップと最後のデスクトップの切り替えを容易にするサイクル機能も搭載
(2016/4/11 14:28)
「VirtualDesktopManager」は、Windows 10の仮想デスクトップ機能を拡張するポータブルアプリ。Windows 10に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
Windows 10には複数のデスクトップを作成して切り替えながら作業できる“仮想デスクトップ”機能が搭載されている。1つのデスクトップで複数の作業を並行処理していると、目的が異なるアプリケーションのウィンドウが混在し、ウィンドウの切り替え作業で混乱してしまいがちだが、用途に応じて複数のデスクトップを用意すれば、そういった混乱を避けて、作業を効率化することができるだろう。
しかし、Windows 10標準の仮想デスクトップ機能にはまだまだ欠けた機能が少なくないのも事実。たとえば、今使っているデスクトップが何番目の仮想デスクトップなのかを把握する手段が用意されていないのは不便だ。
そんなときにお勧めしたいのが、「VirtualDesktopManager」だ。本ソフトはタスクトレイに常駐し、アイコンに仮想デスクトップの番号を表示するツール。[Windows]+[Ctrl]+左右キーによる仮想デスクトップの切り替えにも、タスクバーの[タスク ビュー]ボタンを利用したマウス操作による切り替えにも、ちゃんと反応してくれる。シンプルだがなかなか便利なソフトだ。
そのほかにも、[Ctrl]+[Alt]+左右キーで仮想デスクトップを切り替える機能も搭載している。標準の[Windows]+[Ctrl]+左右キーとの違いは、サイクル切り替えに対応している点。最後の仮想デスクトップで[Ctrl]+[Alt]+[→]キーを押すと、最初のデスクトップへ戻ることができる。もちろん、その逆も可能。キーコンビネーションが固定なのが玉に瑕だが(「インテル HD グラフィックス」の画面を回転する機能などとバッティングする)、仮想デスクトップの数が増えてくると手放せなくなる。
ソフトウェア情報
- 「VirtualDesktopManager」
- 【著作権者】
- Joe Ipson 氏
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1(16/03/29)