【第23回】
ソニーのライフログ“Life-X”の写真を管理「ちょこフォト for Life-X」
写真の閲覧はスマートフォンならではの操作感で見やすい上に楽しい
(10/10/13)
スマートフォン向けOS“Android”用アプリのライブラリサービス“Androidマーケット”(以下、“マーケット”)には、日々すばらしいアプリが次々と登場している。しかし現在のマーケットは人気アプリや定番アプリにたどり着くための仕組みが弱く、大量のアプリを前に途方にくれてしまう場面も多い。そこで『杜のAndroid研究室』では、さまざまなテーマに沿って窓の杜スタッフが厳選したアプリを紹介していく。今回は、ソニーが運営するライフログサービス“Life-X”への写真のアップロードや閲覧ができるアプリ「ちょこフォト for Life-X」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介する。
さまざまなWebサービス上の情報を集約できるサービス“Life-X”
“Life-X”は、写真やブックマーク、メモを共有できるサービス。写真・動画共有サービスやブックマーク共有サービス、ミニブログといったほかのWebサービスに投稿された情報を集約できるのが特長で、“Twitter”や“はてなブックマーク”といったサービスに投稿した情報のほか、“Flickr”“Picasa ウェブ アルバム”“フォト蔵”“mixi”といったサービスに散らばった写真などをまとめて、タイムラインとして閲覧可能。「ちょこフォト for Life-X」は、“Life-X”のなかでも利用頻度が高い写真関連の機能に特化したAndroid用クライアントだ。
“Life-X”に集約した写真をAndroidに最適化して閲覧できる
「ちょこフォト for Life-X」では、“Life-X”で集約した写真をAndroidに最適化して閲覧したり、Android端末で撮影した写真を“Life-X”へアップロードできる。とくに写真の閲覧はスマートフォンならではの操作感で、見やすい上に楽しい。
ほかの人と共有している写真や集約した写真をタイムラインとして閲覧できる“ホーム”画面では、日付ごとに白線で区切られた木の板の上に写真のサムネイルが並んで表示される。とくに端末を横にして表示するとサムネイルが不規則に並ぶのが楽しい。
板はフリック操作でスクロールすることが可能で、サムネイルをタップすることで写真を画面いっぱいに表示できる。さらに、写真をタップすると投稿者の名前やタイトル、コメントなどを半透明で表示可能なほか、[コメント]ボタンを押すことでコメントを投稿することもできる。また、画面を左右にスライドすることで、写真を画面いっぱいに表示したまま、前後の写真へ移動可能。
そのほか、一般に公開されている“Life-X”のアルバムのなかから人気のアルバムや最新のアルバムを表示する“公開アルバム”画面や、写真を共有している友達のアルバムを表示する“フレンドアルバム”画面なども用意されている。“公開アルバム”“フレンドアルバム”画面でも“ホーム”画面と同様の操作で写真を閲覧することが可能だ。
アップロードした写真をTwitterでツイートすることも可能
写真をアップロードする際は端末に保存されている写真のほか、Androidのカメラ機能を使ってその場で撮影した写真を直接アップロードできる。また、アップロードする際はタイトルや説明文を付加できるほか、位置情報を残したまま投稿するかや写真を友達と共有するかを選択できる。
さらに、写真をアップロードすると同時にTwitterでツイートすることもできる。ツイートする際は、写真のタイトルとアップロードした写真のURLが投稿される仕組み。
- 【著作権者】
- ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ(株)、ソニーマーケティング(株)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.00.09300