杜のAndroid研究室
第153回
LINEブランドのニュースアプリ「LINE NEWS」
要約を読んでニュースをすばやく把握でき、続報もチェック可能
(2013/7/24 10:21)
『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、LINEブランドのニュースアプリ「LINE NEWS」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。
5つのタブを切り替え、カテゴリーごとの記事一覧を表示
「LINE NEWS」は、話題のニュースの要約を閲覧して、内容をすばやく把握できるニュースアプリ。人気の音声通話・チャットアプリ「LINE」の開発元であるLINE(株)が提供するアプリとなっており、ニュースを「LINE」で共有できるほか、「LINE」のチャットでニュース配信を受けられるなどの連携機能も用意されている。
起動時に表示される記事一覧画面はタブ切り替え型となっていて、画面上部の[総合][エンタメ][トレンド][スポーツ][時事]という各ニュースカテゴリーのタブを選択し、記事一覧を切り替え可能。画面上部には、話題のニュース記事4本の画像が見出しと共に並び、左右にフリックして画像を切り替えられるほか、一定時間ごとに自動で画像が切り替わる。下部には、サムネイル画像付きの記事の見出しが時系列で一覧表示され、下へスクロールすることが可能。なお、一覧画面では、いわゆる“引っ張って更新”が可能で、画面を下方向へスワイプし、指を離すことで最新の記事一覧に更新できる。
3行程度の短いテキストでニュースをすばやく把握できる
記事一覧画面で上部の画像または一覧の見出しを選択すると、各記事の画面が表示されて閲覧可能。記事画面は見出しと画像、3行程度のテキストで構成されており、テキストを読むだけでニュースのおおまかな内容を把握できる。テキストはさまざまなニュースサイトから選ばれた記事を要約したもので、“です・ます調”で親しみやすいのが特徴。
テキストの左下に表示されたリンクをタップすれば、Webブラウザーで情報元の記事ページにアクセスして記事全文を閲覧可能。また、記事の共有も可能で、右下の[共有]ボタンから連携するアプリを使用して、TwitterやFacebookなどのSNSへ投稿したり、「LINE」のチャットで友だちに記事を教えることが可能。
また、テキストの下側には、同じニュースを扱った別のニュースサイトの記事を要約したテキストや参考となるWebページなどが表示され、補足情報や関連情報などを閲覧できるほか、リンクをタップして元の記事ページにもアクセスできる。
記事ページを下へスクロールすると、次の記事が表示されて閲覧可能。各記事は“エンタメニュース”や“社会ニュース”、“恋愛ニュース”などの多彩なジャンルに分類されており、同一ジャンルの記事をスクロールして次々に閲覧できる仕組み。
閲覧した記事の続報を手軽にチェックできる
話題のトピックに関する一部の記事は、ジャンルの代わりに“参議院選挙2013”、“プロ野球 統一球問題”といったトピックごとに分類されている。トピックで分類された記事の画面をスクロールすると、同じトピックに関する過去記事を閲覧していくことができ、事件などの経緯や発端を把握できる。
また、これらのトピック関連記事を閲覧すると、そのトピックの続報を追うことが可能。以降の起動時に同じトピックに関する新たな記事がある場合には、一覧画面右上のメニューボタンに“N”マークが表示される。メニューボタンをタップすると、トピック一覧が表示され、続報があるトピックの画像には“N”マークが表示される。トピックを選択することで記事画面を表示して閲覧可能。
トピック一覧画面で右上の歯車型ボタンをタップすると設定画面が表示される。設定画面の[通知と履歴]項目を選択して表示される画面では、記事を閲覧したトピックの履歴を閲覧し、個別または全体を削除することが可能。そのほか、設定画面の[定時配置を受け取る]項目から「LINE」を起動すると、“LINE NEWS”の公式アカウントを“LINE”上の友だちに追加でき、“LINE NEWS”からのテキストチャットでニュース配信を受けられる。ニュースの見出しとリンクが指定時刻などにチャットで配信され、リンクをタップすることで「LINE NEWS」を起動し、記事を閲覧可能。
- 【著作権者】
- LINE(株)
- 【対応OS】
- Android 2.2以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(13/07/22)