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書庫内が重複する圧縮ファイルを検出・削除「CheckOverlap」

圧縮率を変えただけで別名保存した圧縮ファイルや、破損ZIPも検出できる

(10/08/24)

「CheckOverlap」v1.0「CheckOverlap」v1.0

 書庫内が重複する圧縮ファイルを検出・削除できるソフト。たとえば圧縮率を変えただけで別名保存した圧縮ファイルでも重複として検出できるほか、破損したZIPファイルや、実行ファイルを書庫内に含む圧縮ファイルなども同時に検出し、必要に応じて削除できるのが特長。圧縮形式は、ZIP/7-ZIP/RARに対応している。

 最初に[設定]で削除ファイルの選択基準や検索対象フォルダ、オプションを指定する。選択基準では、ファイルの新旧やファイル名の長さ、パスの長さなどにより、残すファイルを指定可能。対象フォルダは複数登録でき、ファイル名に含まれる文字列・拡張子で対象を絞り込める。オプションとして、暗号化ZIPファイル、破損ZIPファイル、書庫内に書庫をもつ圧縮ファイル、書庫内に実行ファイルがある圧縮ファイルなどをそれぞれ検出対象にできるほか、書庫内すべてが重複していなくても一定の割合で重複していれば削除対象とする機能もある。

 設定後、メインウィンドウに戻って検索対象フォルダにチェックマークをつけ、[検索開始]ボタンを押せば、削除理由とともに削除候補のファイルがリストアップされる。各ファイルのパスやファイルサイズも詳しく表示されるので比較しやすい。あとは本当に削除していいファイルをリストのチェックボックスで確認・修正し、[ファイルを削除]ボタンを押すとファイル削除が実行される仕組み。

 なお、書庫内のファイル名や圧縮率が同じでも、一方の書庫内の画像ファイルに加工を施してある場合など、書庫内ファイルの内容に少しでも違いがあれば、重複とはみなされないことに注意。動作には.NET Framework 3.5が必要。

【著作権者】
christina 氏
【対応OS】
Windows XP
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0

(川原 徹也)