テンキーとモード切り替えで簡単マウスキー操作「Advanced Mouse Emulator」
9分割画面から領域選択を繰り返してマウスカーソルをすばやく移動
(11/01/12)
テンキーを使ってマウスカーソルの移動やクリック操作ができる常駐ソフト。2つのモード切り替えにより、デスクトップの9分割画面から領域選択を繰り返してマウスカーソルを目的の位置へすばやく移動できるのが特長。マウスを使えない、もしくはあえて使いたくない状況下で、Windows標準のマウスキー機能は物足りないという人などにお勧め。
起動するとタスクトレイに常駐し、以後“NumLock”の状態でテンキーを使ってマウス操作をエミュレートできるようになる。たとえば[8][2][4][6]がそれぞれ上・下・左・右方向へのマウスカーソル移動、[5]が左クリック、[+]が左ダブルクリック、[-]が右クリック、[0]は左ドラッグ開始となる。
また、テンキーの[.]で“画面分割モード”に切り替わり、デスクトップ全体を格子状に9分割した半透明の画面が現れる。各領域に表示される番号をテンキーで選ぶと、選んだ領域の中央へマウスカーソルが移動するとともに、その領域がさらに細かく9分割表示される。こうして画面分割と領域選択を繰り返し、領域を絞り込んでマウスカーソルを目的の位置へすばやく移動できるわけだ。領域選択は3回で自動的に元の“マウスキーモード”へ戻るほか、選択の途中で[.]キーを押してマウスキーモードへ戻したり、[/]キーで直前の領域選択をやり直すことも可能。
そのほか設定により、テンキーでのマウスカーソル移動速度を変えたり、画面分割の繰り返し回数を減らす、分割表示の透明度を変更するなどの調整ができる。なお、本ソフトの使用中は本来のテンキー入力、すなわちテンキーで数字や記号を入力することはできなくなるので注意。
- 【著作権者】
- hikarun 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/7/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.3.1