いまさら聞けないWindows 10のTips

第175回

Web広告全盛の今だからこそ使いたい「読み取りビュー」

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。

「Microsoft Edge」でWebページを広告のないスタイルで表示する方法

 いまどきのWebサービスは、広告なしでは成り立たないので、あまり声を大に言うことはできないのですが、正直、そこら中に配置された広告が気になって、記事に集中できないことがよくあります。

 そんな時は、Edgeの“読み取りビュー”を使ってみるといいでしょう。アドレスバーの右側にある開いた本のアイコンをクリックすると、Webページの表示が切り替わり、シンプルな背景に大きな文字でWebページの内容が表示されます。

 横スクロールで読み進めていくスタイルは、まるで文庫本でも読んでいるかのような印象で、従来とは違った感覚でWebページを閲覧できます。

 残念ながら画像が表示されないことがありますが、“技術解説記事などをしっかりと読み込みたい!”などという場合は、このスタイルで表示した方が集中できるのでおすすめです。

Web広告全盛の今だからこそ使いたい「読み取りビュー」 アドレス欄の右側にある本のアイコンをクリックすると、本文に集中しやすい“読み取りビュー”でWebページを表示できる。なお、Webページによっては利用できないこともある
アドレス欄の右側にある本のアイコンをクリックすると、本文に集中しやすい“読み取りビュー”でWebページを表示できる。なお、Webページによっては利用できないこともある