Windows 10を“7風”に使うワザ7選
スタートメニュー・スタートアップにプログラムを登録する
(2016/5/5 17:00)
Windows 7/8.1をWindows 10に無料アップグレードできる期限は日本時間の2016年7月29日までと、残りおよそ3カ月を切ろうとしている。また新しくWindows PCを購入した場合のOSの選択肢も、すでにWindows 10ほぼ一択という状況だ。いまなおWindows 7/8.1で粘っているユーザーも、そろそろ本気で移行を考えるべき時期に来ているのも事実である。
本連載はこうした場合の助けとなる、Windows 10をこれまでのWindows 7となるべく近い感覚で使うのに役立つフリーソフト、および機能別の設定方法を7つ紹介する。
ワザその5:スタートメニュー・スタートアップにプログラムを登録する
起動時にさまざまなソフトを自動起動させる“スタートアップ”は、Windowsを使いこなすための重要なTipsのひとつであり、このことはWindows 10でも変わりはない。もっともWindows 10ではこの登録先となるフォルダーの位置が変更になっているため、いざスタートアップに登録しようとしても場所が見つからず、なにかと戸惑いがちだ。
Windows 10でスタートアップのフォルダーが置かれているのは以下のパスなので、これを参考に設定してみてほしい。階層がかなり深いので、ショートカットをデスクトップ上に置いたり、右クリックして[クイックアクセスにピン留め]を選び、エクスプローラー左上のクイックアクセスに登録するなど、あとからでもアクセスしやすいようにしておくと便利だ。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ
このほか、Windowsのスタートメニューの右側に表示されるスタート画面にプログラムやフォルダーを登録したい場合は、該当のプログラムやフォルダーのアイコンを右クリックした上で[スタート画面にピン留めする]項目を選べばよい。不要になれば右クリックした上で[スタート画面からピン留めを外す]項目を選択することで非表示にできる。