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「Word」の読み上げ機能が改善 ~複雑なレイアウトでもカーソルキーによる移動が正確に

自然な順序で読み上げられる

 米Microsoftは2月5日(現地時間)、Windows版「Microsoft Word」のアップデートを発表した。デバイスの読み上げソフトを使用するときのナビゲーション挙動が改善されている。

 これまでは、段組みのレイアウトを使った文書で読み上げソフトを使用する際に、読み上げる箇所を[↑]キーや[↓]キーで移動すると読み飛ばされるブロックがあるなど、複雑なレイアウトでは読み取り順序を適切に判断できなかった問題があった。今回のアップデートにより、カーソルキーによる操作において自然な順序で読み上げ箇所を移動できるようになっている。

段組みした文書において、1列目の末尾で[↓]キーを押すと、直下の文章ではなく「2列目の先頭」へ正しく移動する
2ページ表示(左に1ページ目、右に2ページ目)をしていた場合、1ページの最後で[↓]キーを押すと、3ページ目ではなく「隣の2ページ目」へ移動する
画像に回り込んだテキストを正しい順序で読み上げられるようになった
表の内容を読み上げる際、[↓]キーを押すと隣の列にカーソルが移動し、セルを順番に巡る
最初の文字を大きく表示する「ドロップキャップ」でも1文字目の隣にある文章が飛ばされることなく、正しい順序で読み上げられる

 今回実装された機能はデフォルトでは無効となっており、ユーザー自身で有効にする必要がある。設定方法は、[ファイル]-[オプション]-[アクセシビリティ]に移動し、[Use reading order for arrow key navigation](カーソルキーによるナビゲーションに対して読み取り順序を使用する)チェックボックスにチェックを入れる。

 この変更は、「バージョン 2603」(Build 19727.20000) 以降を実行しているWindows版「Word」ユーザーに提供される。