レビュー
シンプル・小型・軽量でありながらモダンな機能を備えたテキストエディター「miu」
わずか505KBで矩形選択やカラー絵文字、巨大ファイルに対応
2026年2月10日 06:45
Windows標準の「メモ帳」がそのシンプルさと軽さによって支持を得ていたのも今となっては昔。現在の「メモ帳」はモダン化によってMarkdown対応、AIまで搭載され、高機能化の一途をたどっている。しかし、シンプルなテキストエディターを求める声は今でも根強くあるはずだ。
そんな声に応えられそうなテキストエディターの新星が「miu」だ。2025年11月30日にv1.0.0が公開され、現在の最新版はv1.0.9となっている。Windows 10/11に対応するフリーソフトで、GitHubのプロジェクトページからダウンロード可能。
SDI(ファイルごとにウィンドウを開くUI)を採用し、ステータスバーはおろか、ツールバーも廃した究極にシンプルな画面デザインで、編集操作はショートカットキーで行う設計。さらに、わずか505KBの実行(EXE)ファイル単体で動作し、何も開いていない状態では27MB程度しかメモリを消費しない。
それでいながら、今どきのテキストエディターに必要とされるモダンな機能を実装しており、DirectWriteによる高品質なフォントレンダリングとカラー絵文字に対応。また、ダークモード表示にも対応しているほか、メモリマップドファイルを用いて巨大ファイルの高速編集を実現している。
編集機能としては、以下のような機能を搭載。
- 検索・置換(正規表現検索や大文字と小文字の区別、欧文などの単語単位に対応)
- 欧文などの単語一発選択
- 無限アンドゥ・リドゥ
- 大文字・小文字への変換
- 矩形選択
- マルチカーソルによる複数行の一括編集
- 行の移動
- 行の一発コピー
- 選択行のインデント
これらの操作はショートカットキー、またはキーとマウスの組み合わせで行え、起動時や[F1]キーで表示されるヘルプで確認可能。このほか、ズームイン・アウト機能も備えており、DirectWriteの恩恵でフォント表示の滑らかさを保ったまま表示を拡大・縮小できる。
一方で、フォントの変更やスペースや改行などの記号表示、行の折り返しといった大抵のテキストエディターが備えている機能は未実装。今後の発展が期待される。
ソフトウェア情報
- 「miu」
- 【著作権者】
- kenji 氏
- 【対応OS】
- Windows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.9(26/02/09)















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