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幅広いAIに対応するローコードアプリ開発ツール「LogicPad」がベータ公開

ノードのドラッグ&ドロップ、フローチャートのように記述できる直感的なUIが魅力

幅広いAIに対応するローコードアプリ開発ツール「LogicPad」がベータ公開

 各種AIに対応したビジュアルプログラミングツール「LogicPad」が4月1日、ベータ版としてリリースされた。Windowsに対応しており、編集部にてWindows 11で動作を確認している。現在、公式サイト「logicpad.org」から無償でダウンロード可能。



 「LogicPad」は、プログラムをフローチャートのように記述できるローコードアプリケーション開発プラットフォーム。ドラッグ&ドロップでキャンバスにノードを追加し、それを線でつないでいくだけで、視覚的にアプリを構築できる。

 また、幅広いAIに対応するのも魅力。APIキーさえ取得すれば、アプリのロジックにチャットAIや画像・動画・3Dの生成AIを組み込むことができる。執筆時現在、対応するAIサービスは以下の通り。

  • ChatGPT
  • Claude
  • DeepSeek
  • Gemini
  • Grok
  • DALL-E 3(画像)
  • Stable Diffusion(画像)
  • Perplexity(検索エンジン)
  • Runway(動画)
  • Luma(3Dモデル)
幅広いAIに対応するのも魅力

 用途としては、論理的思考教育ツールやAIと連携するアプリの開発、研究における仮説の検証などを想定しているようだ。ベータ版のためまだ不安定なところはあるが、今後の改善と機能拡充に期待したい。

執筆時現在の最新版はv0.0.0.68 Beta

 なお、「Microsoft Edge」では「一般的にダウンロードされていません」という注意喚起が表示されることがある。これは信頼できるファイルであると判断するにはサンプル数が足りないことを示すもので、かならずしもマルウェアというわけではない。編集部にて、複数のセキュリティソフトでウイルスチェックを実施したが、とくに問題は検出されなかった。ダウンロードパネルの[…]メニューで[保存]を選択し、続いて表示されるポップアップで[保持する]を選べば、セットアップファイルのダウンロードを完了できる。

ダウンロードパネルの[…]メニューで[保存]を選択
続いて表示されるポップアップで[保持する]を選ぶ

ソフトウェア情報

「LogicPad」ベータ版
【著作権者】
kenji 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.0.0.68(25/04/22)