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幅広いAIに対応するローコードアプリ開発ツール「LogicPad」がベータ公開
ノードのドラッグ&ドロップ、フローチャートのように記述できる直感的なUIが魅力
2025年4月23日 16:04
各種AIに対応したビジュアルプログラミングツール「LogicPad」が4月1日、ベータ版としてリリースされた。Windowsに対応しており、編集部にてWindows 11で動作を確認している。現在、公式サイト「logicpad.org」から無償でダウンロード可能。
【本日ベータ版初リリース】🚀各種 AI 対応の無料ビジュアルプログラミングツールを公開しました!✨
— kenji (@kenjinote)April 1, 2025
👇以下よりダウンロードできます。https://t.co/sMoyrp1un3
※ベータ版のため未実装や不具合等あります💦
🐋概要
「AI連携✖️ドラッグ&ドロップ」
生成AIと直感的に連携しながら開発できる…https://t.co/GQJwej2GjE
「LogicPad」は、プログラムをフローチャートのように記述できるローコードアプリケーション開発プラットフォーム。ドラッグ&ドロップでキャンバスにノードを追加し、それを線でつないでいくだけで、視覚的にアプリを構築できる。
また、幅広いAIに対応するのも魅力。APIキーさえ取得すれば、アプリのロジックにチャットAIや画像・動画・3Dの生成AIを組み込むことができる。執筆時現在、対応するAIサービスは以下の通り。
- ChatGPT
- Claude
- DeepSeek
- Gemini
- Grok
- DALL-E 3(画像)
- Stable Diffusion(画像)
- Perplexity(検索エンジン)
- Runway(動画)
- Luma(3Dモデル)
用途としては、論理的思考教育ツールやAIと連携するアプリの開発、研究における仮説の検証などを想定しているようだ。ベータ版のためまだ不安定なところはあるが、今後の改善と機能拡充に期待したい。
なお、「Microsoft Edge」では「一般的にダウンロードされていません」という注意喚起が表示されることがある。これは信頼できるファイルであると判断するにはサンプル数が足りないことを示すもので、かならずしもマルウェアというわけではない。編集部にて、複数のセキュリティソフトでウイルスチェックを実施したが、とくに問題は検出されなかった。ダウンロードパネルの[…]メニューで[保存]を選択し、続いて表示されるポップアップで[保持する]を選べば、セットアップファイルのダウンロードを完了できる。
ソフトウェア情報
- 「LogicPad」ベータ版
- 【著作権者】
- kenji 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.0.0.68(25/04/22)