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【第2回】

デスクトップに文字や記号を書き込みたいときの道具

「くれよん」

（01/09/12）

　パソコンを使っていると、人にソフトの使い方を説明するときや、ノートパソコンを使ってプレゼンテーションするときなどで、デスクトップに書き込みができたらって感じること、けっこうある。ソフトの使い方を言葉で説明しても「[ファイル]ってどこにあるんだっけ？」などと何度も聞かれると困ってしまう。プレゼンテーションも、クライアントの方に向けているノートパソコンの画面を指すのはなかなか大変だ。

デスクトップに書き込める

線の色や太さを選べる

　「デスクトップに“ココ”と印を書き込めたらいいのにな…」と悩んだときには、デスクトップに自由に書き込みができる「くれよん」を使ってみよう。すると、デスクトップに○や矢印などを書き込めるようになる。起動するとタスクトレイに常駐し、[新規作成]を選ぶと小さな透明のパネルが表示される。パネルをマウスドラッグで必要な大きさに変更して使おう。書き込んだものをそのまま保存して何度でも使えるから、説明しようとしているソフトによって別々の書き込みを用意しておくことだってできるのだ。

　「くれよん」は、デスクトップへ書き込む線の色や太さを選べるほか、直線や矢印、円などを描くツールが用意されている。新規パネルを何枚も開くことができ、各パネルに名前をつけて保存も可能だ。パネルの上からデスクトップアイコンをクリックすることはできないが、パネルを何枚も同時に重ねて表示でき、パネルの透過度も変えられる。デスクトップに○などを書き込めたら…と感じたことのある人は、ぜひ試してみよう。

【著作権者】見澤 健治　氏
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】1.0.1（01/04/11）

□くれよんサポペ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA026340/

（小松 佳那）