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【第21回】
手書きの苦手な人が原稿用紙に文章を書くときの道具「すらら一号」
原稿用紙ごと印刷できるので、位置合わせナシ! 原稿用紙だけの印刷も可能
(02/02/06)
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簡単設定で印刷できる |
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原稿用紙の印刷イメージ (わかりやすいようにPDFに出力) |
字数制限のある文章を書くとき、「これで何文字書いたかな」と文字数を数えるのは面倒だ。だからといって、原稿用紙に向かうと、パソコン入力になれた手は思うように動かない。原稿用紙に印刷するのもなかなか大変だしなぁ。と悩んだら「すらら一号」を使ってみよう。
「すらら一号」は、あらかじめ入力しておいたテキストファイルの文字を、400字詰め原稿用紙の罫線と一緒に印刷するソフト。A4サイズの紙に、縦書き20文字×20行の原稿用紙と同じスタイルの罫線と、読み込んだテキストファイルの文章が一緒に印刷される。印刷したいテキストファイルを指定し、フォントや罫線の色、文字サイズを指定して[印刷]ボタンを押すだけと操作は簡単で、禁則処理も可能。また、半角文字は全角に、タブによる空白は全角1文字に置き換えられて印刷される。
文字のないテキストファイルを読み込ませて印刷すると原稿用紙のみが印刷されるので、市販の原稿用紙の代わりに使うこともできる。用紙名として自分の名前を印刷したり、罫線を好みの色で変更すれば、ネーム入りの原稿用紙を使う大作家気分を味わえるかも。「原稿用紙に書きたいけど、手書きはイヤだ」という人は「すらら一号」を使ってみよう。
【著作権者】渡邉 道朗 氏
【対応OS】Windows 95/98/2000/NT
【ソフト種別】シェアウェア 530円
【バージョン】1.3.0(02/01/16)
□にこにこ本舗 Vector 支店
http://hp.vector.co.jp/authors/VA023667/
□窓の杜 - すらら一号
http://www.forest.impress.co.jp/library/suraraichigo.html
(小松 佳那)