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【第29回】
複数テキストファイル内の文字列を一括置換するときの道具「Speeeeed」
検索条件をあらかじめリストに登録しておけばよりスピーディーな置換が可能
(02/04/03)
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複数テキストファイル内の文字列を一括置換 |
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検索・置換する文字列をリストから選択できる |
文章を書いたあと、スペルの間違いや漢字の変換ミスに気づくことってけっこうある。1~2カ所ぐらいならテキストエディターの置換機能を使えば済むけれど、論文などのようにかなりの長文や、複数のテキストファイルに要素を分けて書いてる場合などは、それもなかなか面倒。後悔しても始まらないけど、ホントうんざりしちゃう。簡単にしかもすばやく置換することってできないかな…。そんなときは、「Speeeeed」を使ってみよう。
「Speeeeed」は、複数のテキストファイル内の文字列を一括置換するソフト。置換したいテキストファイルをドラッグ&ドロップで登録し、検索する文字列と置換後の文字列を入力し[置換開始]ボタンを押すだけで、あっという間に置換が完了する。改行は“\n”という記述で検索・置換する文字列に指定すれば、複数行に渡る文字列を一括置換することもできる。また、検索する文字列を“\|”で区切って複数指定することも可能だ。
クセやIMEでの変換ミスなどでつい書いてしまうけれど正しい表記は別にあるといった場合には、検索・置換する文字列の“置き換えリスト”にあらかじめ登録しておけば、検索・置換する文字列をリストからすばやく選択して置換できるのがうれしい。置き換えリストは複数作成できるので、たとえばフリーライターの人なら出版社や媒体ごとに微妙に違う表記に合わせたリストを作っておくと便利だろう。
【著作権者】Akky(秋田 稔) 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.32(02/03/20)
□AkkyWareHOUSE
http://www.ylw.mmtr.or.jp/~akky/
(小松 佳那)