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【第32回】

日本の都道府県の位置関係を学ぶときの道具「白地図 MapMap」

沖縄諸島を含む日本全域から都道府県程度までの白地図が作成できる

（02/04/24）

表示している白地図を 画像ファイルで保存可能

都道府県別に色分けできる

　家族で旅行番組を見たり、友達や仕事相手と出身地の話をしているとき、自分が住んでいる地域以外の都道府県の位置関係がわからないことって意外とある。いまさら地図を見るだけじゃ覚えられないし…。そんなときは「白地図 MapMap」を使ってみよう。

　「白地図 MapMap」は、日本の白地図を表示したり画像ファイルで保存できるソフト。ウィンドウ内に沖縄諸島を含む日本全域から都道府県程度までの範囲で白地図を拡大・縮小でき、表示している白地図をクリップボードにコピーしたり、GIF、JPEG、BMP形式の画像ファイルで保存する機能がある。都道府県の境界線、主な湖沼や小島などの表示の有無や、陸地、水面などの色をカラーパレットで自由に指定できる。作成できる白地図のサイズは120×120ピクセルから3,000×3,000ピクセルまでの範囲で、印刷するなら大きいサイズで精度の高い白地図を作成するといい。

　日本全域に都道府県の境界線を表示させた画像を印刷すれば、都道府県の位置関係を学習することができる。子どもと一緒に都道府県名を白地図に書き込んで正解率を競ってみるのも楽しそうだ。また、1つの都道府県のみを表示することも可能なので、自分の住む地域のさまざまな情報を書き込むときに使用するのもよいだろう。また、外国人に日本を紹介するときに都道府県別に色分けする機能を使い、成田空港がある千葉県はココ、観光先の京都はココ、などと色分けした地図を作成してプレゼントすると喜ばれそう。

【著作権者】T. KAMADA　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.3（02/03/10）

□ちらし寿司
http://www5b.biglobe.ne.jp/~t-kamada/

（小松 佳那）