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【第41回】
指定した一定時間おきに自動バックアップするときの道具「RealSync」
自動更新の一時停止機能はバッテリ駆動のノートパソコンでの使用時に便利
(02/07/03)
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更新元と更新先として任意のフォルダを一対ずつ登録 |
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バックアップの履歴はリアルタイムに表示される |
パソコンに保存しているさまざまなデータをバックアップしたいことって、けっこうある。でも、デジカメで撮影したたくさんの画像ファイルや、メールソフトのメールデータをフォルダごと保存するのはデータ量が多くて面倒だし、データ更新が頻繁で最後にバックアップしたのがいつだったのか分からなくなったり…。かと言って、ハードディスクが壊れてしまうようなアクシデントに備えて、毎日のようにバックアップするのはかなり大変! そんなときは「RealSync」を使ってみよう。
「RealSync」は、一定時間ごとに更新元と更新先の2つのフォルダを同期させることで、自動的にフォルダごとバックアップすることができるソフト。更新元と更新先として任意のフォルダを一対ずつ登録しておけば、定期的に自動バックアップできる。さらに指定した時間まで待たなくても、[今すぐ更新]ボタンを押せば即座にバックアップすることも可能。ファイルをバックアップした履歴をテキストファイルで保存することもできるので、いつどのファイルをバックアップしたのかを確認するときに利用しよう。
また、バッテリー残量が指定パーセント以下になったときや、スタンバイモード時には自動更新しないようにする設定など、ノートパソコンで使うときに便利な機能があるのがうれしい。ハードディスクが壊れてしまうといったアクシデントは滅多にないけれど、パソコンを長いこと使っていると意外なトラブルに見舞われることがある。そういった万が一のときに備えるため、デジカメ写真ファイルなどデータを毎日のようにバックアップしたいときには「RealSync」を使ってみよう。
【著作権者】吉本 龍司 氏
【対応OS】Windows 95/98/NT 4.0/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.91(00/06/21)
□Ryuuji's Homepage
http://www.takenet.or.jp/~ryuuji/
□窓の杜 - RealSync
http://www.forest.impress.co.jp/library/realsync.html
(小松 佳那)