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【第50回】
どの電話会社を使うのが安いか比較するときの道具「HOWFAR 2000」
固定/携帯電話各社、PHS/公衆電話間で通話する際の料金を一覧で確認できる
(02/09/11)
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発信地と着信地を選べばOK |
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電話会社各社の料金が一覧表示される |
電話料金って距離と通話時間で料金が決まるけど、今から電話をかけようとしている相手が何キロ離れているかなんて分からないことって、けっこうある。それに、家や会社にあるような固定電話のほか、携帯電話、PHS、公衆電話などのさまざまな通話手段があって、遠距離なら携帯同士のほうが安いとか聞くけど、本当なのかな? そんなときは「HOWFAR 2000」を使ってみよう。
「HOWFAR 2000」は、NTTが市外局番などで区分している単位料金区域間の距離を算出して、どの電話会社を利用すると料金がいくらになるかという情報を表示するソフト。対応電話会社は、NTT各社、日本テレコム、KDDI、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC、フュージョン・コミュニケーションズなど、公衆電話を含む電話・携帯電話・PHS事業者の15社。使い方はカンタンで、発信地と着信地を地図かプルダウンメニューから選び、通話時間を入力したら[計算]ボタンを押すだけ。瞬時に、電話会社各社の料金がWebブラウザーに一覧表示される。
表示される料金は、平日・昼間、夜間などで別れているし、携帯電話などの割引プランを利用している場合の金額も分かる。遠くに住んでいる友達や親戚宛などへの長距離電話はもちろん、近隣の都道府県に住んでいる両親や友達に電話をかけるときも事前に調べれば、請求書を見て電話料金にビックリ! ということが減らせそう。電話をかける前には「HOWFAR 2000」で電話料金を調べてみよう。
【著作権者】HOWFAR Project
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.25(02/08/09)
□KYU's Technology
http://www.platz.jp/~kyu/
□窓の杜 - HOWFAR 2000
http://www.forest.impress.co.jp/library/howfar.html
(小松 佳那)