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【第66回】
よく使うフォルダへのアクセスをスムーズにするときの道具「FODH」
標準のファイル選択ダイアログを拡張することで作業効率もアップ!
(03/01/15)
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Windows標準のファイル選択ダイアログの機能を拡張 |
HDDにたくさんのフォルダを作っていても、データの保存先としてよく使うフォルダは決まっている。それなのに、データをいざ保存しようとすると保存先フォルダをいちいち選ばなければならなくて面倒だと思うことって、けっこうある。いつも同じフォルダなんだからスムーズに選択できればいいのにな…。そんなときは「FODH」を使ってみよう。
「FODH」は、[ファイルを開く]や[名前をつけて保存]といったWindows標準のファイル選択ダイアログの機能を拡張し、よく使うフォルダへ直接ジャンプできるようにするソフト。「FODH」を常駐させておくだけで、ファイル選択ダイアログの左上にある“ファイルの場所(I):”という文字列が青色に変化し、クリックすると任意のフォルダを開くための独自メニューが表示されるようになる。独自メニューの一番上には[最近使用したフォルダ]メニューを、その下側にはあらかじめ登録しておいた任意のフォルダを縦に並べて表示する仕組み。
ファイルの読み込み時や保存時に、頻繁に使うフォルダへすばやくアクセスできるようになり、作業効率がアップするのでうれしい。データの保存先フォルダが深い階層にあったり、頻繁に使うフォルダが決まっているなら「FODH」を使ってみよう。
【著作権者】Ab.(海老山 天之介) 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.5a(02/03/11)
□Ab.'s software page
http://hp.vector.co.jp/authors/VA028199/
(小松 佳那)