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【第73回】
ページで不要となったファイルを削除するときの道具「サイトチェッカ」
トップページからリンクを順にたどり、不要となったファイルをリスト表示
(03/03/05)
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トップページのHTMLとフォルダなどを指定すればOK |
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リンクされていない不要なファイルを表示・削除できる |
ホームページを作り続けていると、ページで使わなくなった不要なファイルがたまっちゃうことって、けっこうある。また、試しに作ってみたけど結局使わなかったページや画像といった不要なファイルが、実際に使うファイルと混在してしまうことも多い。『不要なファイルだけを削除しようと思っても、うっかり必要なファイルまで間違って削除しちゃいそうだし…』そんなときは「サイトチェッカ」を使ってみよう。
「サイトチェッカ」は、自分で作成しているホームページのトップページからリンクをたどれなくなっている不要なファイルを検索して削除できるソフト。自分のパソコンに保存してあるホームページの中から、トップページのHTMLファイルを選択すればOKだ。すると、「サイトチェッカ」ウィンドウの左側にホームページと同じ階層構造でディレクトリとサブディレクトリが表示され、そこで選んだディレクトリに含まれるすべてのファイルが右側に表示される。不要なファイルを探したいディレクトリを選択した後に、プルダウンメニューから[未使用]メニューを選択すれば、ディレクトリ内でリンクが張られていないファイルのみを表示する。それぞれのファイルは右クリックメニューから開くこともできるので、本当に不要か否かを判断したうえでファイルを削除することが可能。
「サイトチェッカ」を使えば、たとえば、使うつもりでディレクトリに入れたものの結局使わなかった画像ファイルと、実際に現在使っている画像ファイルとをラクに選り分けられる。フォルダに必要・不要ファイルが混在したままアップロードしてしまって、限られたホームページ容量を超過してしまうこともなくなるのが嬉しい。もちろん「必要なファイルまで捨てちゃった」といううっかりも防げるだろう。ホームページをアップロードする前に「サイトチェッカ」を使ってみよう。
【著作権者】みず 氏
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.2(03/01/15)
□flow of water
http://wblue.hp.infoseek.co.jp/
(小松 佳那)