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【第88回】
お中元や冠婚葬祭などの贈答を記録するときの道具「徒然Ceremony」
贈答の相手や品物などを一括管理! 贈答金額のバランスも確認可能
(03/06/25)
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お中元やお歳暮を記録できる |
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贈答の回数と金額合計も表示可能 |
デパートで『今年のお中元は何にしよう』と悩むことって、けっこうある。『去年はどうしたんだっけ?』『あ、それに秋にお呼ばれしている結婚式の御祝儀の金額も考えなくちゃ。一昨年の○○ちゃんの結婚式ではどうしたんだっけ?』だけど、昔の手帳か家計簿で調べなくちゃ分からない…。お中元も冠婚葬祭も、差し上げる金額といただく金額のバランスが大切だから、テキトーってわけにもいかないし。そんなときは「徒然Ceremony」を使ってみよう。
「徒然Ceremony」は、お中元やお歳暮、冠婚葬祭をはじめとする“お付き合い”でやり取りした品物や金額を記録できるソフト。贈答の品物をそれぞれ“差し上げ物”と“いただき物”として管理し、1つの品物ごとに名前や金額、贈答の相手、日付、任意のコメントなどを記録できる。“お返し”も記録できるので、忘れずにお返しをちゃんとしたか否かの確認を後日行うことも可能。また、JPEG/BMP形式の画像ファイルを品物の情報として登録することもできるので、品名だけ聞いても分からない物はデジカメで撮って登録しておくのがよさそうだ。さらに、[検索・集計]-[相手別お付き合い実績]メニューを選択して集計する期間を指定すれば、相手ごとに贈答の回数と金額の合計が表示されるため、今後の“お付き合い”の参考にできるだろう。
また、近所の方に子ども服のお下がりをいただいたときなどは、金額欄に“0”を入力すると“\”マークのみ表示される。こういう“金額のつけようがない”場合にも対応しているから、お付き合いのすべてを記録できてうれしい。お中元やお歳暮、冠婚葬祭、お年玉…など品物や現金の贈答に関する“お付き合い”の記録に「徒然Ceremony」を使ってみよう。
【著作権者】うえさん 氏
【対応OS】(編集部にてWindows 2000/XPで動作確認)
【ソフト種別】シェアウェア 800円
【バージョン】1.1.2(03/06/07)
□「徒然Ceremony」の作者ページ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA029185/
(小松 佳那)