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【第89回】

過去10年間の天気を調べるときの道具「ビジュアル・お天気メモリ」

3地点比較もできるから、行き先や日程を決める際の参考データにしよう

（03/07/02）

調べたい地域を選択しよう

過去10年間の天気が表示される

　休日に『海に行こう』と計画を立てても、天気がイマイチで仕方なく予定を変更したり延期したりすることって、けっこうある。『もし今度の週末が雨だったら、子どもがガッカリするだろうなぁ』『そういえば、次の週は大事な試験の日だけど、もしかして雨？』どっちも天気さえよければいいなぁって感じ…。そんなときは、「ビジュアル・お天気メモリ」を使ってみよう。

　「ビジュアル・お天気メモリ」は、指定日の天気や気温など1992～2001年の過去10年間分をまとめて確認できるソフト。元になるのは、気象庁提供の“気象庁年報”の地上観測データだ。地域や日付を選択するだけで、過去10年分の天気を表示できる。また指定日の天気を「3地点比較モード」で任意の3地域まとめて表示できる。さらに、指定日を基準にした前後4日間の過去11年間の天気を一覧表で表示することも可能だ。

　日照時間や降水量・積雪量を棒グラフで確認できるので、有給休暇を申請したりレジャー施設の予約をしたりする前に、過去のデータを調べておこう。バーベキューやキャンプ、釣りやハイキング、ゴルフやスキーなどの計画の際、ぜひ「ビジュアル・お天気メモリ」を参考にして日程を決めよう。もちろん、大事な試験日などの天気を調べて、それに備えた服装で出かけることもお忘れなくネ。

【著作権者】Y.Shinohara　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】5.36（03/06/04）

□「ビジュアル・お天気メモリ」の作者ページ
http://www.netbeet.ne.jp/~snowgren/

（小松 佳那）