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【第90回】
パソコンの起動時間帯ごとに使うソフトを変えるときの道具「TStartUp」
パソコン起動時、起動するソフトを必要な一部だけに変更できる
(03/07/09)
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ソフトを登録するウィンドウを表示するには、[Edit]ボタン、[Add]ボタンの順番で押す |
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ソフトごとに実行を許可する時間帯を1分単位で決められる |
スタートアップに登録してるソフトって、けっこうな数があるけど、毎日使うソフトでも、そのタイミングが決まっていることは珍しくない。たとえば、データ処理を私が行うと決めている午前中以外にはデータベースソフトを使用することはほとんどない。それなのに、朝は出先に直行して午後に会社に着いたときにも、パソコンを起動するとデータベースソフトが起動しちゃうのって、すごく忙しいときは『時間のムダ』って感じちゃう。そんなときは「TStartUp」を使ってみよう。
「TStartUp」は、パソコンの起動時間ごとに起動するソフトを変更できるソフト。[Help]ボタンを押すと出現する[Startup]ボタンを押すと、「TStartUp」のショートカットがスタートアップに登録される。ソフトの登録は[Edit]ボタン、[Add]ボタンの順番で押すと開くウィンドウから、ソフトのショートカットや実行ファイルを指定すればOK。あとは、ソフトごとに実行を許可する時間帯を1分単位で決めたり、1日1回だけ起動したいソフトなら[1回だけ]にチェックを入れよう。パソコンの次回起動時から、登録した内容が有効になる仕組み。さらに、「TStartUp」に登録したソフトは、スタートアップから削除しておかないと意味がないので注意。
原稿を書くのは早朝がほとんどなので、テキストエディターは朝だけ起動すればOK。メールはパソコン起動時に必ず新着チェックをしたい…。なんていうふうに、生活や仕事のスタイルに沿ってソフトを起動してくれるのが「TStartUp」の持ち味。自分の仕事や生活のリズムに合わせて、パソコンの起動時間帯ごとに使いたいソフトを「TStartUp」に登録しよう。
【著作権者】kuwa 氏
【対応OS】Windows 95/98/2000
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】2.2(01/04/25)
□Kuwa's Home
http://www4.ocn.ne.jp/~kuwahome/
(小松 佳那)