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【第116回】
問題を自作して暗記学習したいときの道具「Spell for Windows」
自作の問題を記述式や選択式で解答できる!
(04/01/28)
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別解も登録できる |
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記述式や選択式で復習しよう |
暗記モノって苦手だけど、英語の単語や熟語、歴史の人物名や年号、化学の元素記号や分子の組成など、覚えなきゃならない事柄って必ずある。苦手だなんて言っていられないから、何とかして暗記したい。そんなときは「Spell for Windows」で自分だけの問題を作って繰り返し解答してみよう。
「Spell for Windows」は、問題集作成機能を備えた暗記学習支援ソフト。問題集を作成するには、まず[編集]-[編集画面へ]メニューを実行しよう。すると、左側に問題一覧のリスト画面で、右側に“問題”“答え”などの入力欄が表示される。入力欄に文字列を入力すれば、左側のリストに問題が追加されていく。また、1つの問題に複数の解答を用意することもできる。たとえば問題“アメリカの首都は?”の答えに“ワシントンD.C.”と入力後に[新規答え]メニューを選択すれば、“答え”欄が空白になるので“ワシントン”と入力しよう。すると、“ワシントンD.C.”と“ワシントン”の両方が解答に設定される仕組み。自分が覚えたい問題と解答をひととおり入力して問題集が完成したら、[学習]-[学習画面]メニューを実行しよう。すると、キーボード入力の記述式や2~9択の選択式といった方法で暗記学習を行うことができるようになる。
何度やっても覚えられない年号や英熟語などを頭に叩き込むには、問題を作る過程で一度暗記した内容を、繰り返し解答して復習するのが効率よい。習った事柄を逐一問題集に追加しておき、覚えた時点で出題範囲からはずしていけば、弱点克服もできそうだ。暗記で苦しんでいる人は「Spell for Windows」で問題を自作してみよう。
【著作権者】Yuichi 氏、あっしー 氏
【対応OS】Windows 98/NT 4.0以降(編集部にてWindows 2000/XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.01(03/11/22)
□Sundry Street
http://www2u.biglobe.ne.jp/~yuichi/
(小松 佳那)