「Adobe Media Encoder」に複数の脆弱性 ～範囲外読み取りによる情報漏洩の可能性

セキュリティ情報“APSB20-57”

　米Adobeは9月15日（現地時間）、「Adobe Media Encoder」に複数の脆弱性が存在することを公表した。詳細な内容は。同社のヘルプサイトで公開されているセキュリティ情報“APSB20-57”で明らかにされている。

　それによると、Windows版「Adobe Media Encoder」v14.3.2およびそれ以前のバージョンには範囲外読み取りのセキュリティ欠陥が3件存在する。いずれも情報漏洩につながる恐れがあり、深刻度の評価は3段階中2番目に高い“Important”。

　同社はアップデートの適用優先度を“3”とし、Windows/Mac版ともにv14.4へのアップデートを呼び掛けている。