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セキュリティ機能を強化した「Advanced SystemCare Ultimate」が公開

有償のPro版でWebブラウザー保護機能を追加するなどセキュリティ対策機能を強化

長谷川正太郎

2022年2月22日 06:30

「Advanced SystemCare Ultimate Free」v15.0.1

窓の杜から
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　米IObit Information Technologyは2月18日（現地時間）、統合システムメンテナンスツール「Advanced SystemCare」の強化版「Advanced SystemCare Ultimate Pro」を公開した。Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11に対応する年額4,378円のシェアウェアで、試用期間は30日間。試用期間の終了後も機能制限版の「Advanced SystemCare Ultimate Free」として無償利用できる。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能だ。

　「Advanced SystemCare Ultimate Pro」は、セキュリティ対策ツールとシステムメンテナンスツールを1つにまとめたソフト。システムメンテナンスツールがメインだった「Advanced SystemCare」のセキュリティ機能を強化し、マルウェアデータベースが従来の23％強化されているほか、Webブラウザー保護機能も追加されている。

　Webブラウザー保護機能では、悪意あるWebサイトやEメールからの保護、ポップアップ広告の抑止のほか、トラッキングやホームページや DNS の改ざんからの保護などを提供。「Google Chrome」や「Microsoft Edge」などに対応しており、別途Chrome拡張機能「IObit Surfing Protection」をインストールする必要がある。

Webブラウザー保護機能が追加

　そのほかの機能は「Advanced SystemCare」に準じているが、スタートアップ最適化機能のデータベースが42％増加しているほか、ジャンクファイルの削除機能も改善しているという。

　無償版の「Advanced SystemCare Ultimate Free」では、従来の「Advanced SystemCare 15 Free」の機能である、マルウェアスキャン機能やシステムメンテンナンス機能をこれまで通り利用できる。