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統合システムメンテナンスツール「Advanced SystemCare 12」が公開 ~無償版も

マイニングを阻止する機能やデジタルフィンガープリントを隠ぺいする機能を追加

「Advanced SystemCare 12 Free」

 米IObit Information Technology(日本代理店(株)エクサゴン)は11月22日(日本時間)、統合システムメンテナンスツール「Advanced SystemCare 12」の日本語版をリリースした。現在、日本語公式サイトからダウンロード可能。

 「Advanced SystemCare」は、Windowsのチューンアップやレジストリのクリーニング、不要ファイル・個人データの削除、スパイウェアの駆除といったさまざまな機能を統合したシステムメンテナンスツール。機能限定の無償版「Advanced SystemCare Free」とすべての機能が利用できる上位版「Advanced SystemCare PRO」(税抜き3,980円)がラインナップされており、無償版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。対応OSは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、新たに“プライバシーシールド”を搭載。連絡先や閲覧履歴、“OneDrive”に保存されたファイル、ローカルに蓄積されたメールといった個人情報へ許可なくアクセスしようとするプログラムを検出し、ブロックできるようになった。

個人情報へ許可なくアクセスしようとするプログラムを検出し、ブロック

 また、閲覧者に仮想通貨を採掘させる“マイニング”を阻止する機能や、ユーザーの識別・特定に使われる可能性のある“指紋(フィンガープリント)”データを隠ぺいする機能も追加された(後者は“PRO”版のみ)。未完了のダウンロードファイルをクリーニングする機能を導入されている。同社はこのような改善により、インターネットの速度を300%、PCの起動速度を200%向上できるとしている。

“指紋”になりうるデータを隠ぺいしてプライバシーを高める(“PRO”版のみ)

ソフトウェア情報

「Advanced SystemCare 12 Free」
【著作権者】
IObit Information Technology
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.0(18/11/22)