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メンテナンスツール「Advanced SystemCare 11」が公開、モニターキャンペーンも実施

システムの脆弱性対策、デフラグ処理の高速化、ジャンクファイルへの対応拡充など

「Advanced SystemCare 11」

 米IObit Information Technology(日本代理店(株)エクサゴン)は22日(日本時間)、統合システムメンテナンスツール「Advanced SystemCare 11」を公開した。現在、日本語公式サイトからダウンロード可能。

 「Advanced SystemCare」は、Windowsのチューンアップやレジストリのクリーニング、不要ファイル・個人データの削除、スパイウェアの駆除といったさまざまな機能を統合したシステムメンテナンスツール。機能限定の無償版「Advanced SystemCare Free」とすべての機能が利用できる上位版「Advanced SystemCare PRO」(税抜き3,685円)がラインナップされており、無償版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。対応OSは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンではメンテナンス機能の強化に加え、システムの脆弱性対策、デフラグ処理の高速化、ジャンクファイルへの対応拡充など、多くの改善が施されている。

 まず、システムの脆弱性対策として新たに“システムプロテクト”機能が追加された。システムをスキャンする際にこのオプションを有効化しておけば、システムの設定を見直して脆弱な部分を自動で修正し、PCをより安全な状態に保つことができる。

 次に、デスクトップガジェット“パフォーマンスモニター”が強化。インターフェイスが改善されただけでなく、システムリソースの監視機能も拡充されている。“パフォーマンスモニター”ではほかにもメモリの開放やPCの電源操作、スクリーンショットの撮影などの機能を備える。

デスクトップガジェット“パフォーマンスモニター”

 最後に、デフラグエンジンの刷新により、ディスクの診断と最適化にかかる時間が短縮された。同社によると、最大で110%の速度向上が見込めるという。そのほかにも「Dropbox」や「Windows Defender」などが生成するジャンクファイルの削除がサポートされている。

 なお、「Advanced SystemCare 11」の公開を記念したモニターライセンスの提供キャンペーンも実施されている。キャンペーンは30日までの期間限定で、評価レポートを提出したユーザーの中から抽選で100名に「Advanced SystemCare PRO」のライセンスがプレゼントされるという。

ソフトウェア情報

「Advanced SystemCare 11 Free」
【著作権者】
IObit Information Technology
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.0(17/11/22)