NEWS（10/01/08　17:47）

　（株）アクエストは3日、ニュース読み上げソフト「ラジオ・ブラウザ」や“２ちゃんねる”読み上げソフト「SofTalk WEB」など、オンラインソフトで広く使われている音声合成エンジン「AquesTalk」の後継版「AquesTalk2 Win」を公開した。個人の非営利に限り無償で利用でき、商用利用時などはライセンスの購入が必要。また、個人が公開するフリーソフトの場合は、本ソフトを使用していることを明記すれば本ソフトのDLLを同梱して配布することができる。

　「AquesTalk2 Win」には、男性・女性など3種類の声が同梱されているほか、独自の“phont”ファイルを追加することでさまざまな声でしゃべらせることが可能。“phont”ファイルは同社製のシェアウェア「PhontDesigner」を使って、アナログシンセの音色を作るように作成できる。

　また同社では、「AquesTalk2 Win」のサンプルソフトとしてテキスト読み上げソフト「AqTk2App」を公開している。「AqTk2App」はひらがなで入力したテキストにアクセントなどを指定する簡単な記号を挿入するだけで、テキストを読み上げたり、読み上げた音声をWAVE形式で保存することが可能。