Oracle、オープンソースの統合開発環境「NetBeans IDE 7.4」を正式公開

「NetBeans IDE」v7.4

　米Oracle Corporationは18日（現地時間）、統合開発環境「NetBeans IDE」の最新版「NetBeans IDE 7.4」を正式公開した。現在、日本語を含む5カ国語版が無償でダウンロードできる。

　「NetBeans IDE 7.4」では、“Apache Cordova/”（“PhoneGap”のオープンソース版）を利用した開発がサポートされた。HTML5/CSS/JavaScriptでAndroid/iOS向けのネイティブアプリケーションが開発できるほか、エミュレーターを利用したデバッグにも対応している。また、「NetBeans IDE 7.3」で導入されたHTML5開発機能が拡充され、Java EE/PHPアプリケーションの開発でも利用できるようになった。

“Apache Cordova”によるAndroid/iOSアプリの開発に対応

　そのほかにもJavaFXおよびC/C++開発機能の強化、プレビュー版の「JDK 8」サポート、“Knockout”“AngularJS”“ExtJS”といった各種JavaScriptフレームワークに対応した編集機能などが盛り込まれている。

　なお、「NetBeans IDE」のインストールには「JDK 7」以降が必要。対応OSはWindows XP/Vista/7で、編集部にてWindows 8で動作を確認している。