オレガ、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT 6.0」をリリース

「VVAULT」v6.0.0

　（株）オレガは6日、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT」の最新版「VVAULT 6.0」を公開した。

　「VVAULT（ブイボルト）」は、複数のストレージを統合して単一の仮想ドライブを構築できるストレージ仮想化ソフト。仮想ドライブサービスを稼働させたままのバックアップ、リストア、マイグレーションを実現する独自技術“VVAULTライブ・テクノロジー（VLT）”などが特長。

　現在、評価版に相当する「VVAULT Basic」が無償でダウンロード可能で、クライアントOSでのみ利用できる個人向け“Personal”（無償）、サポートが付属する“Personal Plus”（月額525円）、サーバーOSで利用できる“Professional”（年額126,000円）などの上位ライセンスがラインナップされている。

　「VVAULT 6.0」では、クラウドストレージサービス“Amazon S3（Simple Storage Service）”およびその互換サービスを仮想ドライブの構成ストレージとして接続できるようになった。予備システムのストレージにクラウドストレージを利用すれば、必要なときに必要なだけ、低コストで運用することも可能。また、クラウドストレージに保存するファイルを予め最適に分割してローカルストレージにキャッシュする“VVAULTクラウドストア”技術の採用により、接続の速度と安定性に難のあるクラウドストレージがNASのように快適に使用できるようになっているという。