ニュース

9月プレビュー更新で「AC-3」(Dolby Digital)に問題、「Windows 11 26H2」にも影響

OS内蔵の音声デコード機能を利用するアプリで、起動不能などの不具合

Windowsリリース ヘルスで公開された既知の問題

 米Microsoftは10月2日(現地時間)、Windows 11で新しい問題が確認されたことを明らかにした。2026年9月のプレビュー更新プログラム「KB5124010」以降を適用した環境で、「AC-3」(Dolby Digital)の音声デコードを必要とするアプリが予期せず終了することがあるという。

 この問題の発生頻度は、アプリケーションの挙動によって異なる。アプリケーションが起動に失敗したり、警告なしに閉じてしまうこともあれば、音楽再生など特定の機能が用いられるまでは正常に動作したりする。ゲーム、メディアプレーヤー、特定の生産性アプリケーションなどが影響を受ける可能性がある。

 ただし、最近のアプリの多くは「AC-3」のデコードにOS機能を使わず、音声デコードのためのコンポーネントを独自に含んでいることも多い。こうしたアプリには、今回の問題は影響しない。影響を受けやすいのは、OS内蔵の音声デコード機能に依存する古い(レガシー)アプリだ。

 なお、影響範囲とされるOSバージョンは以下の通り。先日リリースされたばかりの「Windows 11 2026 Update」(バージョン 26H2)も影響を受ける。

  • Windows 11 バージョン 26H2
  • Windows 11 バージョン 25H2
  • Windows 11 バージョン 24H2

 本事象のステータスは「Confirmed」(確認済み)で、同社は今後の更新プログラムで修正するとしている。現時点で回避策は案内されていない。