ニュース

[クイック設定]からスマホを鳴らし、ネット速度を測れる ~プレビュー版Windows 11

「Windows Insider」設定の機能フラグを有効・無効で絞り込めるようにも

Microsoft、「Windows 11 Insider Preview」ビルドをアップデート

 米Microsoftは10月23日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」ビルドをアップデートした。以下のビルドが展開中だ。

  • Beta:Build 26220.9757
  • Beta(26H1):Build 28020.3292
  • Experimental:Build 26340.9767
  • Experimental(26H1):Build 28120.3302
  • Experimental(Future Platforms):Build 29695.1001

 今回注目の新機能として紹介されているのは、[クイック設定]の機能強化と、「Windows Insider Program」の設定ページの改善だ。いずれもExperimentalチャネルで段階的に提供される。

[クイック設定]から接続中のスマホを操作

 まず、[クイック設定]パネルに[モバイル デバイス]画面が新たに追加された。

 この画面では、「スマートフォン連携」アプリでペアリング済みのスマートフォンを遠隔操作することが可能。スマホをポケットやカバンに入れたまま、会議の前におやすみモードをオンにしたり、着信音のモードを切り替えたり、近くにあるはずのスマホを見つけるために音を鳴らしたりといった操作が、Windowsデバイスからワンクリックで行えるようになる。

[クイック設定]から接続中のAndroidスマートフォンを操作

 最近のプレビュー版Windows 11では「スマートフォン連携」が拡充されており、デスクトップ通知からスマホアプリを開いたり、タスクトレイアイコンから最近利用したスマホアプリへ簡単にアクセスしたりすることもできる。

スマホに届いた「LINE」の通知をデスクトップにも。トーストをクリックすると、スマホアプリを開いて詳細を確認できる
スマホで読んでいた電子書籍の続きを、Windowsデバイスで(作業状態までは引き継がれないことがある)。タスクトレイアイコンから最近利用していたアプリへ手軽にアクセスできる

 ただし、これらの機能がすべて使えるのは一部のAndroid端末だけだ(編集部にて「Samsung Galaxy Z Fold8」で動作確認)。iPhoneでも対応が計画されているようだが、当面はスマホの状態をチェックするといった機能が限定的に提供される。

[クイック設定]でインターネットの速度を測定

 また、[クイック設定]パネルの[Speed test]画面からはインターネット接続の速度テストを行えるようになった。タスクトレイのネットワークアイコンを右クリックして表示されるメニューなどからも開始できる。

[クイック設定]でインターネットの速度を測定

 これまでも似たような機能はあったが、既定のWebブラウザーで「Bing」を『Internet speed test』で検索した結果ページが表示されるだけだった。今回の改善では、[クイック設定]パネル内で測定が完結し、ダウンロード速度・アップロード速度・pingを確認できる。

機能フラグを有効・無効の状態で絞り込み

 「Windows Insider Preview」ビルドでは、試験提供中の新機能を有効にするかどうかを[Windows Insider Program]設定ページの「機能フラグ」(Feature flags)で管理できる。しかし、これまでは単にフラグがリストアップされているだけでフィルタリング機能がなく、“無効になっているフラグだけをリストアップ”といったことが行えなかった。

 本ビルドではその弱点が解消。既定、オーバーライドなし(Microsoft側の設定をユーザーが上書きしていない)、有効、無効の4つでフィルタリングできる。

機能フラグを有効・無効の状態で絞り込める