「Google Chrome」の最新安定版v11.0.696.68が公開、深刻な脆弱性を2件修正

「Google Chrome」v11.0.696.68

　米Google Inc.は12日（現地時間）、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v11.0.696.68を公開した。

　最新版の主な変更点は、WebKitエンジンとSVGフィルターに存在していた脆弱性を修正したこと。これらの脆弱性はともに同社の基準で4段階中2番目に高い深刻度の“High”と評価されており、なるべく早急なアップデートが必要だ。

　また、本バージョンでは同梱の「Adobe Flash Player」プラグインがv10.3へとメジャーバージョンアップされている。「Adobe Flash Player」v10.3の変更点については、下記リンクにある記事を参照してほしい。

　「Google Chrome」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から手動アップデートすることも可能。