REVIEW（11/05/23）

　「ManyCam」は、Webカメラの映像にユニークなエフェクトをかけられるソフト。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

　本ソフトを使えば、ニコニコ生放送で動画を配信する際や、「Skype」を使ってビデオチャットをする際などに、Webカメラの映像へユニークなエフェクトをかけることが可能。カメラに映った顔を認識して自動でネコのお面をかけるエフェクトや、映像の上にフリーハンドで絵を描く機能などが用意されているので、放送や会話をいつも以上に盛り上げたいときに役立つだろう。

　また、Webカメラの映像ではなく、デスクトップ上の指定した範囲を配信する機能も備える。さらに、映像の中に子画面を表示して、同一画面内でWebカメラの映像とデスクトップを同時に配信することも可能だ。

　メイン画面はタブ切り替え型になっており、［Effects］タブと［Sources］タブが用意されている。［Effects］タブは主に動画の配信時に利用し、一覧から好きなエフェクトを選択可能。

　エフェクトは多数用意されており、画面下部に燃え盛る炎を表示したり、画面上部から雪を降らせられるほか、画面全体をセピア色などに染めるフィルターなども用意されている。また、クリスマスツリーなどのオブジェクトのほか、任意のテキストや時計を画面上に配置することも可能。さらに、Webカメラの映像の背景に別の映像をはめ込むこともできる。

　また［Sources］タブでは、配信する映像を選択できる。デスクトップ画面を配信する際は、デスクトップ全体だけでなく、選択した範囲やマウスカーソルの付近を映すことも可能。また、ローカルに保存されている画像や動画の表示にも対応している。