Windows 8を正式サポートする無償ウイルス対策「Bitdefender Antivirus Free Edition」

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　「Bitdefender Antivirus Free Edition」は、セキュリティソフト“Bitdefender”シリーズの開発で知られるルーマニアのセキュリティベンダー、BitDefenderが手掛けたフリーのアンチウイルスソフト。BitDefenderのWebサイトからダウンロード可能で、30日間試用可能。“My BitDefender”アカウントを作成・ログインすれば、試用期間後もそのまま無償で利用し続けることができる。

　“Bitdefender”シリーズは、仮想環境で実行した際の振る舞いをもとにマルウェア判定を行う“B-HAVE”をはじめとする技術により、高い検知率を誇るウイルス対策ソフト。第三者機関によるテスト“AV Comparatives”（2012年）でも、最高の評価を受けている。

　その無償版にあたる「Free Edition」では、マルウェア対策やルートキット検知、不審なWebサイトへのリンク遮断といった基本的なセキュリティ機能のみが提供される。

“ユーザーの邪魔にならない”ことにこだわって設計されている

　特長は、システムへの負荷が少ないこと、そして難しい設定が一切ないこと。本ソフトは、システムのアイドル時にバックグラウンドでウイルススキャンを行う機能“Auto Scan”と、リアルタイムプロテクション機能“Virus Shield”の2つから構成されているが、変更できる設定はこれらの機能のON/OFFのみ。初心者でも使い方に迷いようがない。

　また、アンチウイルスソフトと言えば定期的にスキャンを要求されたり、突如注意を促すダイアログが表示されるなど、とかく煩わしいイメージが強いが、本ソフトならば安心。ウイルスを発見・隔離する際のアラートでさえもシンプルなポップアップのみとなっており、“ユーザーの邪魔にならない”ことにこだわって設計されている。

　そのほか、Windows 8への正式対応を謳っているのもポイント。OS標準の「Windows Defender」ではセキュリティに不安を感じる人は、本ソフトを選択肢に入れておきたい。