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GitHub、テキストエディター「Atom」の最新正式版v1.8.0を公開

選択テキストを左右へ移動させる機能や起動時に以前のウィンドウを復元する機能を追加

「Atom」v1.8.0

 米GitHub Inc.は6日(現地時間)、オープンソースのテキストエディター「Atom」の最新正式版v1.8.0を公開した。Windows/Linux/Macに対応するクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 本バージョンではいくつかの不具合が修正されたほか、選択テキストを左右へ移動させるコマンドが追加された。Windows版の場合、[Alt]+[Shift]+左右キーで利用できる。

 また、“core.restorePreviousWindowsOnStart”という新しいオプションが追加された。これはアプリケーションの終了時に開かれていたすべてのウィンドウを記憶し、次回「Atom」を起動した際にそれを復元するもの。このオプションは初期状態で有効化されているが、設定ファイルを書き換えて無効化することもできる。

 なお、同日付けで次期バージョンとなるv1.9.0のベータ版もリリースされている。本ベータ版では「Electron」のアップデートや、ドラッグ&ドロップによるタブ管理の追加が計画されている。

ソフトウェア情報

「Atom」Windows向け安定版
【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.8.0(16/06/06)