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“省電力モード”を搭載した「Opera 38」が安定版に。バッテリー駆動時間を約40%改善

スピードダイヤルの改善や新規テーマの作成機能なども

「Opera」v38.0.2220.29

 ノルウェーのOpera Software ASAは8日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 38」を正式公開した。「Opera 38」の主な変更点は“省電力モード”が追加されたこと。このモードを有効化すると、約40%ほど駆動時間を延長することができるという。

 “省電力モード”を利用するには、まず設定画面の“省電力モード”欄にある[省電力アイコンを常に表示する]オプションを有効化しよう。すると、ツールバーにバッテリーアイコンのボタンが追加される。このボタンをクリックするとポップアップが現れ、“省電力モード”を有効化できるようになる。同社によるとバッテリーの駆動時間を延ばす以外にも、ラップトップの過熱を抑えて夏場でも快適に利用できるようになるなどのメリットが得られるという。

“省電力モード”が追加。約40%ほど駆動時間を延長することができる

 そのほかにも、テーマを新規作成する機能を搭載。好みの画像をテーマの背景として利用することができる。

 さらに、スピードダイヤルが改善されたのも本バージョンにおける大きな変更点。スピードダイヤルを誤って削除しないよう、タイルの右上に表示されていた削除ボタンが[…]ボタンへ置き換えられた。この[…]ボタンを押せば、[新しいタブで開く]や[編集]、[ごみ箱に移動]といったコマンドへアクセスできるようになる。また、スピードダイヤル画面の左端に拡張機能の管理画面を開くためのボタンが追加された。

スピードダイヤルが改善
テーマを新規作成する機能

ソフトウェア情報

「Opera」Windows版
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows 7から10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
38.0.2220.29(16/06/08)