無償のデフラグツール「Auslogics Disk Defrag Free」が多言語対応。日本語化も可能

「Auslogics Disk Defrag Free」v7.0.0.0

　豪Auslogics Labs Pty Ltdは22日（現地時間）、無償のデフラグツール「Auslogics Disk Defrag Free」の最新版v7.0.0.0を公開した。Windows XP/Vista/7/8.1/10に対応するフリーソフトで、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

　「Auslogics Disk Defrag Free」は、断片化したハードディスクを高速に最適化できるデフラグソフト。デフラグ処理の前に不要ファイルを削除する機能や、頻繁に利用するファイルをアクセスの早いディスクの外周部へ配置する機能、デフラグ後にレポートを出力する機能を搭載するのが特徴。また、クラスタマップをカスタマイズしたり、シェルへ統合することも可能だ。

　メジャーバージョンアップとなる本バージョンではユーザーインターフェイスの多言語対応が行われ、日本語も扱えるようになった。過去に日本語へローカライズされた旧バージョンが日本代理店からリリースされたことはあったが、開発元で日本語対応が行われたのは本バージョンが初めて。英語が苦手なユーザーでも気軽に扱えるようになったのはうれしいポイントだ。

　また、Windows 10との互換性改善のためのテストと改修が行われたほか、アルゴリズムの改善が施されているという。

「Auslogics Disk Defrag Free」のインストーラー

　なお、セットアップの際に同社の有償ツール「Auslogics BootSpeed」が抱き合わせでインストールされるので注意。カスタムインストールを選択して「Auslogics BootSpeed」のインストールを許可するチェックボックスをOFFにすれば、インストールを拒否することができる。