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Mozilla、不具合や脆弱性の修正を施した「Thunderbird」v45.3.0を公開
下書きデータベースが壊れてしまう問題などを修正
2016年8月31日 15:29
Mozillaは30日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v45.3.0を公開した。64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在自動アップデート機能を利用して最新版へアップデートすることが可能。インストーラーの配布も間もなく行われるものと思われる。
今回のアップデートは、不具合の修正がメイン。特定のメッセージが下書きデータベースを破壊してしまう問題や、受信したメッセージを[新しいメッセージとして編集]コマンドで編集した際に差出人名に元のメールアドレスが入ってしまう問題、追加のヘッダーを設定する“mail.compose.other.header”オプションで“Disposition-Notification-To”ヘッダーが利用できない問題などが修正されている。
なお、本バージョンでは脆弱性の修正も行われているとのこと。執筆時現在、Mozillaの脆弱性情報が更新されていないため詳細は不明だが、念のため最新版へのアップデートを推奨する。
9月5日編集部追記:「Thunderbird」の脆弱性情報ページが更新され、v45.3.0で修正された脆弱性は全1件であることが判明した。深刻度はMozillaの基準で4段階中最も高い“最高”。現在、インストーラーの配布も開始されている。
ソフトウェア情報
- 「Thunderbird」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 45.3.0(16/08/30)