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日中・夜間で好みのテーマに切り替え可能。Webブラウザー「Vivaldi」v1.4が正式公開

サイドパネルに好みのページを表示できるWebパネルも改善。タブバーのゴミ箱も便利に

「Vivaldi」v1.4.589.11

 ノルウェーのVivaldi Technologies ASは8日(日本時間)、Webブラウザー「Vivaldi」の最新正式版v1.4を公開した。今回のアップデートの目玉は、テーマスケジューリング(Scheduled Themes)機能が追加されたこと。

 テーマスケジューリング機能を利用すると、あらかじめ定めた時刻でテーマを切り替えることが可能。日中と夜間で気分を変えたい場合や、業務時間とプライベートタイムで異なるテーマを利用したい場合に役立つ。

 本機能は初期状態で無効化されているため、利用するには設定ダイアログの[テーマ]欄から有効化する必要がある。テーマを切り替える時刻はスライダーのドラッグで調節可能。現在時刻の目盛り付近でスライダーを左右させると、テーマが自動で切り替わることが確認できる。また、スケジュールを追加して1日3回以上テーマを切り替えることも可能だ。

テーマスケジューリング機能
改善された“Webパネル”

 そのほかにも、「Vivaldi」のサイドパネルに好みのWebページを表示しておける“Webパネル”機能が改善。右クリックメニューの[Seperates Width]オプションを有効にすることで、パネルごとに異なる幅を設定できるようになった。また、タブバーのゴミ箱アイコンをホイールクリックすれば、最後に閉じたタブをすばやく開き直せるようになっている。

 「Vivaldi」は、Windows/Mac/Linuxに対応するクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、Windows版は64bit版を含むWindows 7以降に対応している。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を利用して最新版へアップデートすることもできる。

お詫びと訂正:記事初出時、タブバーのゴミ箱に関する記述に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。(編集部)

ソフトウェア情報

「Vivaldi」
【著作権者】
Vivaldi Technologies AS
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(Windows版は64bit版を含むWindows 7以降)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.589.11(16/09/08)