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すべての環境で絵文字が表示できるようになった「Firefox 50」がベータ版に
ページ内検索では[完全一致]オプションに対応。タブ切り替えや印刷機能も強化される
2016年9月23日 17:34
Mozillaは20日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 50」のベータ版v50.0b1を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロードできる。
「Firefox 50」では絵文字がビルトインされ、Windows 8以前やLinuxといった絵文字フォントが同梱されていないOSでも絵文字を表示できるようになった。なお、OSに絵文字フォントがインストールされている場合は、それが優先して使われるという。
そのほかにも、ページ内検索機能に[完全一致]オプションが追加された。通常のページ内検索では検索キーワードと部分一致しただけの場合でもマッチするが、このオプションが有効化されていると単語単位で完全に一致しない限りマッチしなくなる。たとえば、“win”と検索キーワードを入力しても、“Windows”にはヒットせず、“win”という単語だけを検索できるようになる。
さらに、[Ctrl]+[Tab]キーを押してタブを切り替える際、表示されている順番ではなく、最近利用した順番に切り替える機能がサポートされた。また、印刷プレビューには“リーダーモード”を利用した[ページを単純化]オプションが搭載され、余計な広告やサイドバーを削ったシンプルな表示で印刷が行えるようになっている。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版の7以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 50.0b1(16/09/20)