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定番の高速コピーツール「FastCopy」v3.20が公開、処理中のスリープ抑止が可能に
ユーザー権限でのシェル拡張をサポート。起動オプションの拡充も図られる
2016年9月28日 17:27
ファイルを高速でコピー・削除できるツール「FastCopy」の最新版v3.20が、28日に公開された。64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
「FastCopy」は、オープンソースで開発されているファイルのコピー・削除ツール。ライセンスはGPLv3。デバイスのポテンシャルを最大限に引き出した高速なコピー処理を実現しており、この分野の定番アプリとして長年愛され続けている。
最新版となるv3.20ではフォルダーの探索処理が高速化されたほか、コピー処理中の自動スリープを抑止するオプションを追加するなどの改善が施された。ヘルプを[Ctrl]+[F]キーで検索する機能や管理者権限なしでもシェル拡張を追加する機能も追加されている。さらに、書き込みデータのベリファイに“SHA-256”を利用可能になった。
また、起動オプションの拡充も図られている。たとえば、バルーン通知を抑止する“/balloon”オプションや、同時実行の上限数を制限する“/force_start”オプションが新たに追加された。既存オプションにおいても、ユーザーインターフェイスを表示しない“/NoUI”オプションを利用した際は処理の完了時間を予測する機能(/estimate)が無効化されるようになったほか、マッチするファイル・フォルダーのみを処理する拡張フィルター機能で日付の条件として時・分・秒まで指定できるようになる(/from_date、/to_date)などといった、細かい改善が盛り込まれている。
ソフトウェア情報
- 「FastCopy」
- 【著作権者】
- SHIROUZU Hiroaki 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Server 2003 R2/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.20(16/09/28)