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無償の高機能ペイントアプリ「Krita 6.0」と「Krita 5.3」に初のベータ版
「Qt 6」と「Qt 5」の違いだけで、コードベースは共通
2026年2月9日 16:22
ペイントソフト「Krita」の開発チームは2月5日、「Krita 6.0」と「Krita 5.3」ベータ版を公開した。両ベータ版がリリースされたのは今回が初めて。
「Krita」は、Linuxのデスクトップ環境「KDE」の画像編集アプリケーション「KImage」の流れをくむオープンソースのペイントソフト。初心者からプロまで使える本格的なお絵描きツールを目指し、20年以上にもわたり開発が続けられている老舗のアプリだ。内部でクロスプラットフォームアプリの開発フレームワーク「Qt」が用いられており、Windows、Mac、Android、ChromeOSといった幅広いOSをサポートするのも魅力。
「Krita 6.0」と「Krita 5.3」はそれぞれ「Qt 6」と「Qt 5」をベースとしており、それ以外は共通だという。つまりコードベースを「Qt 6」でビルドすれば「Krita 6.0」に、「Qt 5」でビルドすれば「Krita 5.3」になる。「Krita 6.0」では、Wayland環境のLinux版でカラーマネジメントがサポートされている点を除けば、両者に機能面の違いはない。
今回のアップデートにおけるおもな変更としては、テキストオブジェクトとその関連ツールが完全に刷新されたことが挙げられる。キャンバス上で直接テキストを編集できるようになったほか、ベクターシェイプ内での折り返し、パスに沿ったテキスト配置、OpenTypeへの対応などが実現された。日本語入力システム(IME)も正しく扱えるようだ。
そのほかにも、ベクターの分割・結合が行えるナイフツール、曲線透視図法に対応したパースアシスタント、新しいフィルターが追加。「JPEG-XL」などファイル形式のサポート拡充、プラグイン用Python APIの拡張などが行われた。
ベータ版「Krita 5.3」は現在、公式サイト「krita.org」のベータ版公開を知らせる記事から無償でダウンロード可能。寄付も受け付けており、「Microsoft Store」や「Steam」からアプリを購入すれば開発を支援できる。
ベータ版「Krita 6.0」も公開を知らせる記事からダウンロード可能だが、「Qt 6」の安定性が十分でないという理由で、Android版とChromeOS版のみ欠けている点には注意したい。
ソフトウェア情報
- 「Krita」ベータ版(v5.3系統)
- 【著作権者】
- The Krita team
- 【対応OS】
- Windows/macOS/Linux/Android/ChromeOS
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.3.0-beta1(26/02/05)
- 「Krita」ベータ版(v6.0系統)
- 【著作権者】
- The Krita team
- 【対応OS】
- Windows/macOS/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 6.0.0-beta1(26/02/05)















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