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パーティションアラインメントの修正機能を搭載した「EaseUS Partition Master」v11.9
XPなどの旧環境でAFTハードディスクやSSDを利用した際のパフォーマンス低下を改善
2016年10月13日 12:10
フリーのパーティション編集ソフト「EaseUS Partition Master Free」の最新版v11.9が、10日に公開された。本バージョンでは、パーティションアラインメントを修正する“4K アライメントウィザード”が新たに搭載されている。
物理セクターを従来の512バイトから4,096バイト(4Kセクター)に拡張した“Advanced Format Technology(AFT)”を採用したハードディスクをWindows XPなどの旧環境で利用すると、パフォーマンスの低下を引き起こす場合がある。これはハードディスクの物理セクター(物理的な書き込み単位)とパーティションのクラスター(OSのデータ書き込み単位)にズレが発生し、クラスターへデータを書き込む際2つの物理セクターをまたぐ必要が生じるためだ。
“4K アライメントウィザード”を利用するとこの位置ズレを簡単に修正し、ディスクのパフォーマンスを改善することが可能。AFTハードディスクとSSDで効果を発揮するという。
「EaseUS Partition Master Free」はWindows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応しており、家庭内でのみ無償で利用可能。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。
なお、商用の場合は上位の有償版を購入する必要があるので注意。上位エディションでは無償版の機能に加え、ダイナミックボリュームのサイズ変更や「Windows PE」の起動ディスク作成、コマンドラインでの利用などがサポートされる。
ソフトウェア情報
- 「EaseUS Partition Master Free」
- 【著作権者】
- EaseUS
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(家庭内利用のみ)
- 【バージョン】
- 11.9(16/10/10)