Oculus Rift関連ソフトのバックアップ・移行ツール「Oculus Backupper」が無償公開

「Oculus Backupper」v1.0

　ディスク管理やバックアップなどのツールを提供している中国のAOMEI Technology Co., Ltd.は18日（日本時間）、VRヘッドマウントディスプレイ“Oculus Rift”関連のソフトウェアをバックアップ・移行するためのツール「Oculus Backupper」を無償公開した。64bit版のWindows 10に対応しており、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

　“Oculus Rift”を動作させるためのソフトウェアは、通常システムドライブ（C:）へインストールされる。しかし、容量より転送速度を重視してシステムドライブに小容量SSDを採用していたり、ゲームをインストールするうちにシステムドライブの空き容量が心もとなくなってきたといった理由で、一度システムドライブへセットアップしたソフトウェアを容量に余裕のあるセカンダリドライブへ移したくなるケースも少なくないのではないだろうか。

　「Oculus Backupper」はそのような問題を解決するためのツールで、“Oculus Rift”関連のソフトウェアをシステムドライブ以外のディスクドライブへ移すことが可能。バックアップして他の環境で復元すれば、関連ソフトウェアをわざわざダウンロードせずに環境の移行を行うこともできる。もちろん、ゲームデータなどを万が一に備えてバックアップしたいといった用途にも活用できる。