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ファイルの転送速度が最大20倍に。リモートPC操作ソフト「TeamViewer 12」が正式公開
iOS、Androidといったモバイルデバイス間のスクリーン共有とリモート操作にも対応
2016年11月30日 14:52
独TeamViewer GmbHは30日(日本時間)、リモートデスクトップソフト「TeamViewer」の最新版「TeamViewer 12」を正式公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
「TeamViewer」は、Windows/Mac OS X/Linuxに対応するマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフト。最新版となる「TeamViewer 12」ではWindows 10 Mobile、iOS、Androidといったモバイル端末を利用したスクリーンシェアリングとリモートコントロールにも対応しており、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなどにも活用できる。個人の非商用であれば無償で利用できるのもメリットだ(それ以外の用途に利用する場合は有償ライセンスの購入が必要)。
今回のアップデートではファイルの転送速度向上が図られ、従来比で最大20倍の200MB/秒を実現した。また、バックエンドの最適化によりタッチ、キーボード、マウス入力に対するレスポンスも改善。最大60fpsの高フレームレートで、より快適なリモート操作が行えるようになった。
そのほかにも、ユーザーインターフェイスをシンプルにするなどの改善が盛り込まれた。管理者向け機能の強化も図られており、着信接続を集中管理したり、ワンボタンで設定を複数の端末へ展開する機能が搭載されている。端末がセキュリティポリシーに準拠しているかどうかも簡単に確認できるため、セキュリティを高く保つことが可能だ。
ソフトウェア情報
- 「TeamViewer」Windows版
- 【著作権者】
- TeamViewer GmbH
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人の非商用のみ)
- 【バージョン】
- 12.0.71503(16/11/30)
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