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自己解凍型インストーラーの作成ソフト「EXEpress 6」にDLL読み込みに関する脆弱性
修正版のv6.03が公開。サポート切れの「EXEpress CX 5」にも影響、最新版への更新を
2016年12月1日 17:16
(株)ウェブテクノロジ・コムは1日、自己解凍型のインストーラーを作成できるソフト「EXEpress 6 Pro」および「EXEpress 6 Lite」の最新版v6.03を公開した。DLL読み込みに関する脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
同社によると、本脆弱性が影響するバージョンは「EXEpress」v6.02以下の全バージョン。該当するバージョンで自己解凍型の実行ファイルを作成・公開している場合は、「EXEpress」v6.03へアップデートした上で実行ファイルを再作成する必要がある。
「EXEpress」は、「TeraPad」をはじめとする多くのソフトでインストーラーの作成に用いられている定番ツール。対応OSは、64bit版を含むWindows Vista/7/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2。個人開発者のフリーソフトに利用できる無償版「EXEpress 6 Lite」と、価格18,000円(税別)で提供される有償版「EXEpress 6 Pro」の2エディションがラインナップされており、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。「EXEpress 6 Lite」は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
なお、旧バージョンの「EXEpress CX 5」においても同様の脆弱性が確認されているが、すでにサポート期間が終了しているため、セキュリティアップデートの提供予定はない。「EXEpress CX 5」を利用している場合は、「EXEpress 6 Pro」への移行が推奨されている。
ソフトウェア情報
- 「EXEpress 6 Lite」
- 【著作権者】
- (株)ウェブテクノロジ
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人でのフリーソフト配布目的のみ)
- 【バージョン】
- 6.03(16/12/01)
- 「EXEpress 6 Pro」
- 【著作権者】
- (株)ウェブテクノロジ
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 18,000円(税抜き)
- 【バージョン】
- 6.03(16/12/01)
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